アンクサー

八洲戦役で軍用サイバネティクス義肢・機装を装着した傷痍軍人や機装帰還兵の一般呼称。

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読み
あんくさー
大分類
社会・歴史
小分類
戦後傷病者
別名・旧称
機装帰還兵

アンクサーは、八洲大陸戦役などで軍用サイバネティクス義肢・機装を装着した傷痍軍人、または機装帰還兵の一般呼称である。

戦時の治療

戦役当時、白峰生命工学の再生医療は後世ほど発達しておらず、四肢欠損や重度神経障害には、霧島重電製を中心とするサイバネティクス義肢・軍用機装が使われた。装着者は国家の恩給により、定期保守、純正交換部品、神経調整薬、疼痛を抑える投薬、身体と義肢の同調調整を受けていた。

戦後の困窮

戦後不況と社会保障崩壊により、恩給と社会保険は実質的に機能しなくなった。企業PMCなどへ再就職できた者は所属企業の医療保障を受けられたが、高齢、重度障害、旧式機装、精神的後遺症、軍歴上の問題などから企業へ入れなかった者は、保守と投薬の継続が困難になった。

身体に残る戦時技術

アンクサーの身体には、現在では失われた当時物の軍用品や、希少な試作機構が残っている場合がある。このため、本人の身体が医療対象であると同時に、企業や武装組織から技術資産として見られる危険を伴う。

アンクサーが骸憑きとなった場合、軍用機装の出力、耐久性、戦闘反射によって、民生義肢使用者より危険度が高くなる。生体確保後も、搭載部品や回収権を巡って複数の企業PMCが対立することがある。

アンクサーという呼称は病名でも犯罪分類でもない。戦役と機械化医療の歴史を身体に残す人々を指す社会的な名称である。

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