黒曜情報機関
量子スーパーAI《黒曜》を中核に、通信、観測、予測、公安、防諜と情報流通を担う情報企業。霊算院が《黒曜》を表向きに事業化するため設けた外郭企業を起源とし、最深部の制御権を霊算院が保持する情報企業。
- 読み
- こくようじょうほうきかん
- 大分類
- 組織・集団
- 小分類
- 五大企業
- 別名・旧称
- Kokuyou Intelligence、KOI
概要
黒曜情報機関は、通信、観測、予測、公安、防諜、サイバー防衛、情報流通を担う五大企業の一社である。量子スーパーAI都市統合観測予測基盤《黒曜》を中核として、都市と社会の情報基盤を支える。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企業コード | KOI |
| 英字表記 | Kokuyou Intelligence |
| 中核 | 都市統合観測予測基盤《黒曜》 |
| 主領域 | 通信、予測、公安、防諜、サイバー防衛、情報流通 |
| 現代の問題 | 社会へ見せる真実を選択する権限 |
観測・予測網
中核AI《黒曜》は過去の記録を検索するだけでなく、市民の行動、都市設備、通信、物流、犯罪、災害、国際情勢を統合して将来の可能性を予測する。
- 監視カメラとドローン映像
- 交通、通信量、購買、人流、物流、金融
- 治安報告、PMC出動記録、ニュース接触
- 異常災害、異界門、地脈・マナ異常
霊算院との関係
霊算院が《黒曜》を表向きに事業化するため設けた外郭企業が、黒曜情報機関の起源である。大半の社員はこの成立経緯を知らず、経営層と秘密部門のみが霊算院との関係を把握している。最深部の制御権は霊算院が保持する。
観測項目、霊算院との権限構造、古代AI系譜は都市統合観測予測基盤《黒曜》に分けて収録する。
八洲大陸戦役後の公安
戦役前、《黒曜》は異常な人流、資金、通信、軍事移動を観測していた。しかし連邦公安部上層がクーデター側へ加担し、警告と分析を改竄・握り潰した。情報が得られなかったのではなく、国家公安系統で無力化されたのである。
戦後、連邦公安部は解体され、黒曜内部に公安防諜局が新設された。収集、分析、判定、公開、封鎖、防諜、公安対応を一つの系統で管理し、同じ失敗を防ぐ構造へ再編された。
公安防諜局
公安防諜局の長は、黒曜情報機関副総裁を兼任する。個人名は公にはほとんど使われず、「局長」「副総裁」と呼ばれる。旧連邦公安部のナンバー2として組織内部から離反と情報操作を経験しており、情報の収集だけでなく、分析、判定、公開、封鎖、防諜、公安対応を同じ系統で管理しなければ失敗が繰り返されると考える。
国家間サイバー戦
他国にも国家級スーパーAIが存在し、現代のサイバー戦は人間の技術者だけでなく、AI同士が侵入、迎撃、偽装、予測、情報遮断を繰り返す演算戦となる。黒曜情報機関は国外からのハッキング、通信妨害、軍事ネットワークへの侵入に対する八洲側の防衛中枢を担う。
市民向け事業
系列企業は検索、SNS、地図、ニュース推薦、広告、放送、ニュース、映画を別ブランドで運営する。一般市民は個々のサービス名を知っていても、同一資本の情報網として意識しない場合が多い。
検索・補助AI、広告代理店、放送・ニュース・映画の各事業は黒曜名を前面に出さず、互いに別ブランドとして運営される。資本関係を調べれば同社へ行き着くが、日常利用時には単一企業の情報圏として見えにくい。
理念と歪み
災いを観測して判断を支えるための組織が、戦役の失敗を経て情報の公開・封鎖と社会の判断まで管理するようになった。真実を守る機能と、社会に見せる真実を決める権限が同居している。
