S.E.R.A.F.
白峰生命工学内部の統制、危険事案対応、制圧と保護を担う実働組織。
- 読み
- セラフ
- 大分類
- 組織・集団
- 小分類
- 治安維持組織
- 別名・旧称
- Shiramine Experimental Regulation & Armed Force
S.E.R.A.F.は、白峰生命工学系の治安維持・特殊事案対処組織である。危険個体や違法研究事案に対し、殺傷ではなく制圧、拘束、保護、医療搬送を基本目的として行動する。
成立と権限拡大
発足時の主目的は、白峰内部の違法研究、危険薬物、感染症、危険生体材料、社内実験を監査・規制することだった。危険物の押収、隔離、封鎖、化学・生物災害対応の必要から武装化し、戦後には違法薬物摘発と危険研究対策で評価を得た。
白峰管理都市の拡大に伴い、企業内監査組織から都市治安の一部を担う特殊部隊へ肥大化した。州軍や一般PMCの代替として作られた組織ではなく、生命工学・医療領域の危険を規制する専門組織が、権限拡大によって警察的役割を持つようになったものである。
主な任務
| 分野 | 内容 |
|---|---|
| 治安維持 | 白峰管轄区域と施設の安全確保 |
| 特殊事案 | 人造人間、異界由来存在、危険技術への対処 |
| 制圧・捕縛 | 対象の無力化と証拠保全 |
| 保護 | 実験被害者、民間人、危険個体の収容・搬送 |
| 医療連携 | 白峰の再生医療・身体制御技術との連携 |
A.V.E.汚染期
かつてはA.V.E.工作員と白峰の一部役員・研究者・監査系統が内部へ浸透し、S.E.R.A.F.の押収、隔離、記録封鎖、施設閉鎖の権限を違法実験の隠蔽へ利用した。製造直後のチサトは身体制御装置の動作試験を兼ねて配属され、千草とバディを組んだ。
白峰全体がA.V.E.に支配されていたわけではないが、S.E.R.A.F.は侵食を受けた被害組織であると同時に、その権限を加害へ利用された組織でもある。
再編後
アテナがA.V.E.関連施設と白峰内部の癒着を制圧した後、関係者を排除し、比較的クリーンな治安維持組織へ再編した。2088年のチサトは特記戦力である一方、身分上は平隊員として現場任務へ参加する。
PMCとの違い
企業PMCが契約に基づく施設・区域防衛を担うのに対し、S.E.R.A.F.は白峰の生命工学、医療、人造人間案件へ特化した内部実働組織である。軍隊ではなく、対象の処分より保護と制圧を優先する。
《骸憑き》への対応でも、生体確保後に白峰の神経介入治療へつなぐため、原則として無力化・捕獲を目指す。他企業PMCが完全破壊を選びやすいこととの違いが、現場での対立要因となる。
2088年の施設運用
本部には一般来訪者用動線と別に職員用内部駐車区画があり、登録車両と職員IDの認証後、直通エレベーターでロビーや執務区画へ移動できる。これは特殊部隊だけの専用設備ではなく、即応性を求められるPMC・実働職員向けの通常動線である。
