帝国再興派
企業統治で弱体化した国家主権の回復を掲げ、軍・国家機構の一部から生じた政治・軍事勢力。
- 読み
- ていこくさいこうは
- 大分類
- 組織・集団
- 小分類
- 政治・軍事勢力
- 別名・旧称
- 国家再興派
定義
帝国再興派は、企業統治によって弱体化した八洲帝国連邦の国家主権を回復しようとする勢力である。帝国軍や国家機構の一部と結びつくが、統一された単独組織ではなく、国家の復権を掲げる複数の人物・派閥の総称である。
五大企業のPMCが都市の実務を握り、企業研究所が新技術を独占する2088年において、帝国軍は装備、予算、技術力、即応力で企業へ後れを取っている。再興派は、この状態を企業に主権を奪われた国家の危機と捉える。
活動
再興派の一部は、国家の力を取り戻す手段として非合法な異界研究、密輸、企業スパイ、異能者の確保、古代遺産の軍事利用へ接近した。その行動は企業統治への抵抗に留まらず、国内クーデター、隣国侵攻、国外勢力との連携へ発展し、八洲大陸戦役につながった。
超人部隊計画
八洲大陸戦役へつながる一派は、常人を超える反応速度、身体出力、感覚処理、戦闘能力を備えた超人部隊を構想した。霧島重電へ高性能身体制御装置を発注し、危険な試作身体制御装置が製造された。
霧島重電は帝国再興の思想へ賛同して受注したのではなく、高額な特殊兵器案件として要求仕様に応じた。後にA.V.E.が実験体を提供し、装置の設計、実験データ、制御技術、製造経路を非人道的な人体実験へ流用した。
評価
帝国再興派の出発点は、企業へ委ねられた主権を国家へ戻すという政治的要求である。一方、その目的のために異界の力と古代遺産を利用した結果、自ら新たな災厄の入口を開く勢力となった。
表記
「国家再興派」は、帝国再興派を指す旧称である。
