オブスキュラ・ドライブ
通常空間と異次元の境界である観測面を越えて沈み、次元潜航を行う第七次元潜航艦隊の特殊駆動系。
- 読み
- オブスキュラ・ドライブ
- 大分類
- 機関・航行装置
- 小分類
- 次元潜航機構
- 製造・開発
- 第七次元潜航艦隊
オブスキュラ・ドライブは、第七次元潜航艦隊専用の次元潜航機関である。ここでいう観測面とは、通常空間と、次元の隙間や観測不能領域などの異次元との境界面を指す。座標間に通路を開いて移動する通常の次元航行とは異なり、艦体を観測面の向こう側へ沈め、通常空間から捉えにくい状態で移動する。
原理
艦体の存在位相を変化させ、通常空間と異次元の境界である観測面を越えて沈降させる。観測面の向こう側にある次元の隙間、観測不能領域、理相境界の影を、潜水艦のように潜航する。
| 通常の次元航行 | オブスキュラ・ドライブ |
|---|---|
| 通常空間上の座標間に通路を開く | 観測面を越え、向こう側の異次元空間へ沈む |
| 形成した通路を通って移動する | 異次元空間の中を潜航する |
| 移動経路が検出され得る | 通常空間から存在を捉えにくい |
| 通路と到着座標の安定を重視 | 潜航深度、潜航回線、帰還標識を重視 |
| 通路を抜けて目的座標へ到着する | 観測面を越えて通常空間へ浮上する |
用途
- 次元潜航と秘匿接近
- 緊急離脱
- 地上潜入支援
- 企業、帝国軍、宗教組織の秘匿監視
- 潜航回線の確保
- ルーメの記憶制限アバターの監視・緊急回収
艦艇との関係
旗艦ZRF-SSXD-07《ノクティルカ》は、暗黒質量機関《オブスキュラ・コア》を主機とする純オブスキュラ駆動艦で、メガリス機関を搭載しない。ZRF-DDD-71《ルシオラ》は帰り道の光、ZRF-DDD-72《ヴェスピナ》は逃げ道を確保する影として、潜航回線と帰還標識を担当する。
制約
観測面の向こう側へ沈んでも、艦そのものが消滅するわけではなく、対応する観測手段によって捉えられる可能性は残る。潜航深度は、観測面を基準とした通常空間からの距離を表す。深く潜るほど通常空間との座標対応が弱くなるため、現在位置を保つ潜航回線と、浮上地点を示す帰還信号が重要になる。潜航回線や帰還信号を失うと、予定とは異なる場所へ浮上する、通常空間との間に時間差が生じる、観測面を越えられず帰還できなくなる、といった危険がある。
