メガリス・コーン現象
深層メガリスへの長期的な過剰負荷で局所支持構造が崩れ、地上が逆円錐状に深層へ落ち込む現象。
- 読み
- めがりすこーんげんしょう
- 大分類
- 現象・災害
- 小分類
- 深層支持構造崩壊
定義
メガリス・コーン現象は、深層メガリスから長期的にマナを汲み上げ続けた結果、局所的な深層支持構造が崩壊し、地上構造が逆円錐状に世界の深層へ落ち込む現象である。
「メガリス・コーン」はこの物理的な沈降現象を指す。発生条件と、大陸上で複数の沈降が連鎖する危険を説明する研究体系は、別項目のメガリス・コーン理論である。
局所的な発生機構
- アブストラクターがプライム・ポイントや深層メガリスからマナを長期間抽出する。
- 回復速度を超えた抽出により、深層メガリスへ過剰な負荷がかかる。
- マナ・ヴェインが乱れ、抽出残滓であるスラグが蓄積する。
- 深層側の支持構造が地上の都市、魔塔、抽出設備を支えられなくなる。
- 支持構造が局所的に崩れ、地上が逆円錐状に深層へ落ち込む。
- 深層側ではマナ・プルームの異常噴出などを伴う。
アマツ群島国消失事件
最古級のアブストラクターを長期間運用したアマツ群島国では、限られた深層メガリスへ負荷が集中した。島を支えていた支持構造が崩れ、国土の大部分が世界の深層へ抜け落ちた。
これはメガリス・コーン現象の最初の大規模観測例である。島は通常の地盤沈下や海没を起こしたのではなく、深層支持構造そのものを失って落下した。
アマツ群島国の深層構造は大陸側と完全には連続していなかったため、このときの破局は主に群島周辺で止まった。
西都での発生
アルカディア末期には、《カンパネラ》の発射反動によって西都の深層メガリス領域が急激な沈降暴走を起こし、メガリス・コーン現象が発生した。これに深淵漏出、局所深淵化、ネザライゼーション、空間位相の傷が重なった。
D2計画は地表のマナを励起できない状態にし、マナ活動を長期間停止させることで進行中の連鎖を止めたが、すでに崩壊・変質した西都跡地を元へ戻したわけではない。
